2012年10月7日日曜日

祝 日本縦断。 静岡から東京まで。

富士山のベストショット。(三島で撮りました。)
何の気なしに、プラリと北海道稚内から走りだした自転車旅行も、今回で日本を縦断することになります。
残りのコース、静岡から東京まで走ります。
(富士山がキレイで良かった。 うん。 とっても良かった。)


2012年10月6日(金曜日)

朝の9時32分、新幹線で静岡駅に到着です。

前に静岡駅まで走った際に、自転車をパックした同じ場所で自転車を組立てます。
前は、ラジオのボリームを上げた変なおじさんが近くから離れなかったのですが、今回は周りに誰もいません。
安心して、荷物をホッ散らかして無事に自転車組立て完成です。

本日は、静岡から、三島まで走ります。


静岡に来たら、安倍川餅食べにゃ。 静岡市内を安倍川方面に走ります。
自転車道は、青色に塗られており分かりやすい。

あっら~。 残念ながら、食べログ高得点の「かごや」さんは、お休み。
福山雅治が、来たそうな。
仲間由紀恵も来たそうです。
きっと、めちゃくちゃ美味しいんやろ~な~。 
食べられない分、悔しさ倍増です。


安倍川餅は、安倍川で、徳川家康が茶店に立ち寄った所、そこの店主が黄な粉を安倍川上流で取れる砂金に見立て、つき立ての餅にまぶし、「安倍川の金な粉餅」と称して献上したのがルーツとか。
せっかくなので、安倍川を見ていきます。

安倍川から、駿府城を目指します。
携帯ナビの言う通り、商店街を抜けて走ります。
町並みが、肌色調。 落ち着いた感じが良い!

ここは、路上での喫煙は禁止。
たばこを吸わないボクは、大歓迎です。





駿府城に到着。
石垣の向こうに見えるのは、静岡市役所。
この建物も、肌色調。 古風な感じが、グッドです。


お堀に、東海道中膝栗毛の弥次さん(左)と、喜多さん(右)の銅像があったので、パチリ。
無邪気で、ひょうきんな主人公2人で江戸から大阪まで滑稽な旅を続けるのでした~。
あたしゃ、一人で自転車乗って、お江戸を目指しま~す。

駿府城です。
徳川家康が晩年を過ごしたお城です。
櫓(やぐら)と門(二の丸巽櫓・東御門)は、木造で復元されています。
木造ですからね~。  お金かかっています。

駿府城を見た後、国道1号線を走ります。
今日も、とっても日差しがきつい。
55歳は、お肌の曲がりカド。 ・・・・。
もう、大きく曲がり切って、右や左にうねっていますが・・・。
一日中、日差しにさらされるサイクリングは、日焼けをなめてはいけません。
(もう、何度も痛い目に会っとります。)
先月、仙台を走った際と同じく、タオルを頭から姉さんかぶりにしてヘルメットをかぶり、鼻の前くらいでタオルを洗濯バサミで留めました。
実に怪しい姿ですが、背に腹は代えられません。 見た目無視で走ります。
自転車は、車道は左側通行ですが、日陰のできる右側の歩道を走りました。
身体の負担が、全然違います。

お昼の12時少し前、清水でお昼御飯です。
清水ですからね。 お魚が美味しいらしい。
清水魚市場 彼岸の市の中にある、「みやもと」で戴きます。
本マグロ丼 1200円です。
本マグロを、「これでもか~!!」
と、言うくらい乗せています。
あまり食べたことがない本マグロたっぷりです。
普通のマグロと違いが良くわからない。  でも、 「美味しい!!」
右上の白っぽい刺身が中トロですが、脂が乗って口の中でとろけます。


海沿いの国道1号線を、東京方面に向かって走ります。
が、ここで自転車と荷車、歩行者は通行禁止となります。
荷車って・・・? こんな絵の荷車、あなた、最近見たことある?

車は、海沿いのバイパス道を快適に走れば、三島に着くのでしょうが。
自転車は大きく内陸に入り、このバイパス道をクリアーしなければなりません。


国道52号線を北上し、新東名高速車道まで上り続けます。
ここで、標高200m程。
結構、きついぞ~。


国道52号線から、県道75号線に移動。
この道は、なかなか良い。
車は少ないし下り坂。  森の中を爽快に走ることができます。

富士宮市に入ります。

富士川沿いの国道10号線を南下していきます。
かかっている橋は、県道76号線の逢来橋。
この橋を渡って行くと、富士宮市街に行っちゃうので走りません。
でも、ちょこっと川を見るために途中まで渡りました。
向こうに見えるのは、新東名高速道路。
富士川は日本3大急流の一つ。でも、ここはゆっくり流れています。
気になったので、他の急流の川を調べてみると、
熊本の球磨川(去年川沿いを走りました。)
山形の最上川だそうです。

富士川の横を下って約30分。
富士川を渡って三島に向かいます。
ここから見る富士山が最高のはずですが・・・。

雲に隠れちゃっています。
ちょこっと、山頂を覗かせてくれただけでも、めっけもん。
さっきまで、全く見えませんでした。
はずかり屋の、富士山でした~。

沼津市に入ります。
夕方の4時半過ぎ。 この時間になると、かなりへばってきました。
夏のサボりで体力が落ちたまま。 今、むちゃくちゃ、体がきつい。
宿泊予定の三島まで、後12~3kmもある。
へばって、陽が傾きかけて、このくらいの距離が一番しんどい。
三島はまだか~。


沼津市内を抜けてふと見えた富士山。
雲が晴れて山頂がはっきり見えます。
やっぱり、キレイな山です。

童謡「ふじの山」が聞こえてきそうです。
あたまを雲の上に出し
四方(しほう)の山を見おろして
かみなりさまを下にきく
ふじは日本一の山
(ちなみに、静岡市内の信号の歩行時に流れるのはこの曲でした。)

5時半過ぎ、やっと三島の、ドーミー・イン三島に到着。
2週間前に福島県郡山市で泊まったドーミー・イン郡山は、窓の外はボイラータンクで風景なんて何も見えない、おまけにボイラーの音がずっと聞こえる最悪の部屋でしたが、
今回は、客室最上階の11階で景色抜群。 三島駅が眼下です。
ちょっと窓にへばりついて右端を見れば、富士山も見えます。
大浴場が12階なので、近くて便利。
お値段朝食付き5900円で、このお部屋は、ホテルに感謝です。
あなた、やればできるじゃん。
今日は、静かな部屋でぐっすりお休みです。

本日の走行距離は、90kmでした。


2012年10月6日(土曜日)

グッド・モーニング。 ホテルの浴場で朝ぶろに入って目を覚まします。

これは、ホテルのお風呂から撮った写真。
昨夜は、気がつかなかったのですが、お風呂から、すんばらしく富士山が良く見えます。
こんな、富士山を見ながらの、朝風呂。 しゃいこう!!
ゆっくり、温泉に浸かって、「ふじは、日本一の山~。」と、鼻歌など・・・。

本日の予定コース。
いよっ!! 待ってました!!
いよいよ、ウワサ聞こえた箱根越え!! 箱根の山は、天下の嶮。
上れる? ボクに上れる?
という、不安はありますが、とにかく走らないことには始まりません。
その後は、小田原、鎌倉を走ります。

箱根8里(32km)、 気合いを入れて~、 出発です。

初音ヶ原遊歩道。
安全の為、歩道を走るのですが、さすがに、この石畳は走れません。
「なんで、こんな歩道を造ったんや~!!」
と思っていると、これは、旧街道の再現。
急な坂道の多い箱根路は道が荒れ、滑りやすくなることから石畳が敷かれたそうです。
ええやないですか~。(態度、急変です。)
な~んか、時代を感じてきたぞ~。 江戸時代の旅人が見えるようです。

ヒーヒー歩道を走る横を、「おはようございます。」と言って、路肩を通り過ぎて行ったお兄さん。信号で追い付いてしまいました。
おるんです、こういった猛者が。
引き締まった体。 お高そうな自転車。 コーディネートされたウェアー。
そんでもって、ちゃんと挨拶していく人間性。 すべてがボクの上。


青信号になると、すっ飛ばして、すぐ、見えなくなってしまいました~。
すごっ!!


いよいよ、本格的に、箱根路を走ります。
がんばるぞ~!!  おー!!

途中、この旧街道の標識を何度も見ます。
国道1号線を、クネクネと何度も交差しながら、旧街道が続きます。
そこをハイキングしている人を何人も見ました。
もしかしたら、東海道53次を歩いて旅行しているのかも。
しゅごいでしゅ~!!

国道1号線は、徐々に高度を上げて行きます。
車の交通量が多いのですが、歩道があるので安心です。

国道1号線から、富士山が良く見えたので写真をパチリ。
富士山が見えるには、道路の向き、雲の動き、地形によります。
でも、なにより大事なのは富士山のご機嫌。
(このまま雲が広がって、これがボクのラスト富士になりました。)


しばらく上ると、また、旧街道にぶつかりました。
ここは、浅間平(せんげんだいら)地区の石畳です。(約330mあります。)
三島市は、貴重な文化遺産の石畳の道の復元・整備を進めているそうです。

旧街道の入り口に、松尾芭蕉の石碑がありました。
「霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ 面白き」
と書いてあります。
「霧がでて、富士山が見えへんけれど、どんなんか想像するのも、おもろいんと、ちゃいまっか~。」
みたいな意味です。

更に道を進み横を見ると、なにやら、古びた石碑「史蹟 山中城跡」の文字。
横の細い道を進めは城跡に着くはず。
「城跡の看板につられて、山道を歩いてやっと見つけたら、石碑が一つ。」
な~んて、経験もありますから・・・。
まして、こんな怪しげな石碑なんてね?
でも、気になる。  とっても、気になる。
と、言うことで横の細い道を歩いて行くことにしました。

道は、いよいよ、細く怪しげになり、「やっぱり、来るんやなかった。」
と、ブツブツ言いながら歩くこと10分弱。 なんか、向こうに見えてきました。

怪しげな道から、この城跡が見えた時は、「ワーッ」と声が出ました。
石垣は無いのですが、この広さと、異様な空堀(からぼり)にビックリです。

堀を区画するような畝(うね)は、障子掘(しょうじぼり)と呼ばれています。
障子の桟(さん)みたいだからだそうです。
こんなの、今まで見たことないぞ~。


これが、再現図。

このお城は、小田原に本城を置いた北条氏が1560年代に、小田原防備の為に造った山城だそうです。
国指定史跡でもあり、日本百名城にもなっています。
見に来て良かった。
(ただ、ボク、裏側から入ってしまったようです。)


ボク、がんばりました。 やっと、箱根峠到着です。
標高846m。
ここから、芦ノ湖までは下り坂。
100mで約1℃下がるので、ここは低地より8℃は低い。
上りで汗で濡まみれの体でそのまま走ると、とっても寒い。
長袖のポロシャツを1枚上に着て、出発です。

芦ノ湖到着です。
下りは、早いこと、早いこと。
箱根峠から10分くらいで下りてきました。

まずは、腹ごしらえ。
3本で、380円です。
お味は? 「ん~。 昔のおだんごって感じ。」
箱根名物 雲助だんご 本店。
お店の中で食べると、お茶がついて500円になります。
120円もったいなさから、外の赤い椅子で食べました。

ここが、箱根駅伝の往路ゴール地点。
休憩中のバスの運転手さんに教えてもらって発見。
そういえば、このまわりはテレビで見たことのある風景です。

箱根の関所に到着。
入場料500円です。

関所に入りま~す。
威圧に満ちた、この門がまえ。
「おらー、決して怪しいもんじゃねーだー。」
先祖から受け継いだDNAが、そうさせるのか?
こういった建造物をみると、つい卑屈になってしまいます。

中はこんな感じ。 人形で当時の雰囲気を出しています。

小学校の団体さんと一緒になってしまった。
前の子とはぐれないようにしている為か、団体の間に入れてくれない。
でも、たまには優しい女の子がいるのもので、
「お先にどうぞ。」と、ニコッと笑って間に入れてくれました。
「ども、ども。 ありがとう。」

あっ、いや。 女の子と思ったら、学校の先生みたい。
しかも、めちゃくちゃ、かわゆい。

この坂を上れば番屋があります。

至近距離から、笑顔で見つめられたボクは、ハートを射られた子だぬきちゃん状態。
興味は、展示物よりも先生になっています。
ボクは、小学生に交じって、先生の後に、つかず、離れず。

ついに、シャッターチャンス。
生徒に慕われているのは、生徒の態度で一目瞭然。
きっと、優しいお姉さんみたいな先生なんでしょうね。

番屋の前で、生徒に説明してる先生。
ここでは、拍子木があり、生徒が順番で、カチカチとたたいています。

ボクを見て、「拍子木たたきますか?」ってニコッと笑って聞いてくれました。
(あっ、いや。 ボクは先生の写真を狙ってここに立っているだけで・・・。
決してカチカチやりたいわけじゃ・・・。)
そんな笑顔で、話しかけられたら、 ボっ、 ボクは・・、ボクは・・・。
惚れてまうやろ~!!
(最近、あまりテレビで聞かなくなったWエンジンのギャグでした。)

まじめに風景の写真も撮っとこ。
下を見るとこんな感じです。芦ノ湖と箱根関所です。


箱根の関所を後にして、小田原に向かいます。
ここからが、しんどかった。
また、驚異の上り坂。

写真では分かりにくいですが、きつい上り坂。
三島から、箱根峠までは歩道があったのに、東京方面の道は歩道が無い。
横を車がビンビン通るので、怖い、怖い。

やっと、峠越え。
国道1号線でここが、一番高いそうです。
と、言うことは・・・。 後は、下り坂だけ。 やった―!!
でも、その前に、上り坂が始まる前に脱いだ長袖のポロシャツを再度、着て。
下り坂は、寒いですから・・・。

高度874mから、海抜数メートルの所に降ります。
車の邪魔にならないように、ブレーキをかけながら、はしっこを走ります。


小田原方面から上ってくるサイクリストに、沢山出会いました。
会えば会釈で、あいさつします。
自転車乗りは、仲が良いのです。

頂上から、1時間弱で、小田原到着です。
下り坂は、楽ちんで、早く着きます。

小田原に来たら、やっぱり、小田原城に行かないとね。
お城の中では、コンサートや、バザーが開かれていて大勢の人です。
ボクの興味は、お城だけなので、即行で天主閣に来ました。

関東最大の勢力を誇る戦国大名北条氏の本拠地が小田原城です。
しかし、豊臣方軍勢22万に北条氏は滅亡するのでした。


次は、江の島を目指します。
1号線を一路、東に進むと標識が、
海岸線を走る国道134号線に向かいます。

国道134号線です。
海だ~!!
山の子の、ボクは海を見ると感激です。

国道134号線は、とっても走りやすい道。
これは相模川にかかる橋。


国道134号線は、海沿いを走る道。
これ以上、海沿いには道は無いはず。
(地図に載ってないもん。)
でも、防潮林の隙間から、ちらりと見える海岸沿いを自転車が走る姿が・・・。
「これは、きっと何かあるはず。」と、思い砂浜に向かって進むと・・・。
砂浜沿いの道を見っけ!!
散歩している人や、ジョギングしている人がいます。
なにより、サーファーがたくさんいます。

サーファー家族です。
手前は、一番上のお兄ちゃん。
重いだろうに、サーフボード片手に自転車に乗っています。
前を行くのはお父さん。
自分のボードは自転車に乗せ、前の娘のボードを片手で持っています。
こんな、子供の時からサーフボードの乗れば、きっと将来はプロのサーファー!

おや~。 あれに見えるは江の島ではないかえ?
このまま、走って行くことにします。

江の島に近づくと、ビーチバレーをやっている若者達。
テレビで見たことはありましたが、本物のビーチバレーを見るのは初めてです。
江の島到着で~す。

サーファー家族パートⅡ。
今度は、お母さんと息子。
お母さん、めちゃカッコ良い!!
サーファーの女性は、なんでこんなに恰好いいんでしょう?
濡れた髪と、濡れた身体で海を見ています。
「アタイの恋人は、海なのさ。」って感じ。

少し走ると、鎌倉市に到着。
このまま海沿いをしばらく走ります。

あれに見えるは、三浦半島。
しばらく走って左に曲がると、
鎌倉大仏に到着です。
いや、いや。すごい人です。
もう、4時半なのに駅から人と車が連なっていました。

「大きいね。奈良の大仏とどっちが大きいんだろ?」とのアベックの話。
ピク・ピク。と、ボクは全神経集中。
「私、行ったこと無いからわかんな~い。」と女性。
ちょ、ちょ、ちょっと待って。 
奈良県人にとって自慢できることって、そんなに多くないのよ。
そこんところ、とっても大事なのよ。
「奈良の大仏さんの方が大きいに決まっとるやろ!!」
と、言いたくなる気持ちを抑えました。
そう、ここは、関東地方。 
関西弁でまくしたてるなんて、もってのほか。
ちょっと、すまして、
「奈良の大仏の方が、大きいんじゃないかな?」
て・ね?


宿泊地の湘南台に着いたのは、ここから1時間もかかってしまいました。
湘南と言うから海沿いかと思っていたら藤沢市の中心地からかなり北。
「台」の一文字は大きいのです。

本日の走行距離 100kmでした。


2012年10月7日(日曜日)

本日は、湘南台から東京駅を目指します。

朝から雨です。(湘南台駅の近辺)
昼過ぎからは、晴れるそうですがホテルでボーと待って過ごすのはイヤ。
夕方に、自転車持って混んだ新幹線に乗るのは、もっとイヤ。
え~い。 雨の中、出発です。

国道467号線を大和市に向けて走ります。

大和市到着です。
女子サッカーなでしこジャパンの川澄奈穂見の出身地。
だから、本当の「大和なでしこ」だとか。
あまり、深く考えずに大和市をスルーします。

大和市から国道246号線で東京を目指します。
横浜市に入ります。

東京都に入ります。
でもすぐ神奈川県に戻りますけれど。
この歩道の割れ目に、タイヤがスポッと入って、ハンドルとられて左の柵に激突。
左手を、思いっきり柵にぶつけました。

手には、白いペンキがついています。
(今も、痛いの。
今も、腫れが引かないの。)
道路の整備。 
よろしくお願いします。

川崎市に入ります。

多摩川を渡ります。
この橋を渡る歩道の入り口が分からなくて、歩いている女性に聞くと、
ずぶ濡れの合羽を着て、雨がしたたるヘルメットに、サングラス姿のどう見ても怪しいワタシに
「あっちから、上がると歩道に行けちゃいます。」
と、ニコッと笑って、心地よく聞こえる東京弁で教えてくれました。
(東京弁って、どうして、こう、スマートに響くんでしょうか? 特に女性の東京弁は憧れます。)
「東京の人って、とっても親切なんだ~。」と、東京弁で感動しました。
これが、関西弁だと「東京の人、めっちゃ、親切やんか~。」になります。
(正確には、多摩川の手前は神奈川県なので「東京の人」は誤りです。)

多摩川はこんな感じ。
多摩川沿いはサイクリングロードが完備されていて、約7年前に走った事があります。
なかなか良い感じのサイクリングロードです。(でも、今日は走りません。)
見ると、雨の中走っている人がいます。
「雨でも走る?」
ボクは雨なら、絶対に家から自転車で出ません。

いよいよ、東京都世田谷区です。

渋谷駅です。
雨なのにすんごい人・人・人。

せっかくなので、忠犬ハチ公を、パチリ。
待ち合わせの人だかりに隠れていたので、探すのに苦労しました。

ちょっと寄り道して・・・。
首相官邸前から中継です。
なにやら、怖そうなお巡りさんでいっぱいです。
ちらりと、こちらを見た模様です。 職務質問されると面倒なことになります。
「おらー、決して怪しいもんじゃねーだー。」

国会議事堂前から中継です。
臨時国会を開くや開かないかでもめている模様。
だから、中にも外にも誰もいません。
良いですね~。
先生方は、もめて何もしていないのに、お給料もらえるんですね~。

ちょっと離れてもう一枚。
道路ガラガラ。車も人も誰もいません。

一方、東京駅丸の内口は、もうビックリの人だかり。
自転車を押して歩くのも気を使います。
新装の駅舎を見ようと来ているみたいです。
ボクは、先月工事中でしたが見ていますので、早く人混みを抜け出たいのですが・・・。

13時40分。八重洲中央口に到着です。
雨で自転車が汚れているので、フキフキしながらパックしました。
(ちょいと時間がかかってしまった。)
14時30分東京発の新幹線で帰りました。

本日の走行距離53km(静岡からの累計距離は243km)です。

これで、日本縦断!!
北海道稚内から東京まで走った距離 1880km。
九州鹿児島から東京まで走った距離 2604km。
東京駅でコッチンコ。 合計4484km走った事になりま~す。


パチ・パチ・パチ。
家に帰ると、家内が、ケーキを作ってくれていました。
中は、3層になって生クリームたっぷりで、美味しいんだ~。
ボク、ケーキ大好き!! でも、もっと好きなのが、他に約1名。

ボク:「今日は、ボク一人で食べても良いんでしょうか?」
家内:「それは、無理やろーね。」
ボク:「せめて、半分は・・・。」
家内:「難しいやろね~。」
(ちなみに、ケーキは大半、家内が食べるのが我が家のルールです。)

3 件のコメント:

  1. おめでとうございます。
    同じ自転車で旅をされてるのを読むと、まるで自分が旅行したかのように感じます。
    以前10年ほど鎌倉・藤沢に住んでおり、箱根~大和のあたりは当時の遊び場(乗り物はクルマでしたが)だったので、懐かしく拝見しました。

    私のGTR4の最近の画像です。(サイズでかいです)
    場所は福岡市の志賀島に渡る直前の橋です。https://lh4.googleusercontent.com/-1FhE-TilYmk/UMCH0-hKw7I/AAAAAAAAAHE/8sH9BmSEGFM/s3096/IMG_0147.JPG

    ヒルクライムの練習用に色々いじった上にもう14000kmほど走ってるので、オリジナルのパーツで残っているのはもうSTIレバーぐらいです。

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  2. ぶりしんさん。

    ご無沙汰です。

    え〜。
    文化の香り高い鎌倉・藤沢に10年も住んでおられたんですか?
    で、今は、博多でしょ?
    良い所ばかり住んで、羨ましい!!

    ボクは、夏はうだるような暑さ、冬は底冷えする盆地気候の奈良県から他に住んだことがありません。

    お見受けしますにハードなサイクリストであられるようで。

    夏の暑い日は、自転車を避け、家で昼寝をし、
    「あ~。いい汗かいた〜。」(クーラーはつけません)と過ごし、
    冬の寒い日には、こたつから首だけ出してウトウトするのが大好きな軟弱自転車小僧のボクとは大違いですね。


    もう2週間近く、風邪が治らないマチョ松でした〜。
    コホッ。コホッ。
    (こたつで、寝込むと風邪をひきますので、ご注意を!!)

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  3. いえいえ、私もアラフィフですし、スポーツは色々やってきましたが体力と根気が元々ない方です。日帰りで頑張って山に登ったりするのが精一杯で、ロングツーリングには向いてない性格です。

    他にスチールとカーボンのフレームの自転車を持っているので、アルミフレームのGTR4でロングツーリングを続けておられる凄さはわかります。軟弱な人にはとても出来ないことも。
    私のGTR4はホイールとタイヤをかなりソフトで軽いものに換えていますが、それでも他の素材のフレームに比べれば相当にハードな乗り心地だし、疲れも残ります。

    ここにきて福岡も寒さが増して走るのが辛くなってます。お身体お大事に。

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